からかう男の心理は、からかっている時にはあまり意識をしていないことが多いのです。でも実際にからかいたくなるような時が、人にはあるもの。ではその気持ちはどのようなものなのか一緒に考えていきましょう。
相手に興味があるから
相手と少しでもやりとりがしたい、興味があるからもっと知りたいと思うと、ついからかってしまう心理があります。相手に対しての接し方が分からなくて、仲よくなりたいけれどどうしていいのか分からないので、からかってしまうのです。
どうでもいい相手に対してはからかおうとはしないのですが、気になる相手だからこそからかう心理がはたらくもの。でも相手としてはからかわれるのが嫌いな場合もあります。もしも相手が嫌な思いをしていそうな時には、からかう頻度を減らしてやりとりの仕方について考えるようにしてみましょう。
相手に好かれたくてからかう気持ちはあるのですが、これが逆効果になる場合もあるのです。
相手より優位でいたいから
相手よりも自分の方が上の立場でいたい、主導権を握りたいと思う時にも、からかうような場合があります。からかう方が上の立場だと自分で思い込んでいるのでしょう。からかわれる側が嫌そうにしたり、辛そうにしていたりするのを見て、なんとなくいい気分になるような人も。
でも周りがこの光景を見ていたら「この人は人間的に信頼出来ない」と思われる場合もあります。相手よりも優位でいたいと思ってしたことにより、自分の立場が危うくなる時もありますので、気を付けるようにしたいですね。
相手よりも優位でいたい思いはあっても、からかうのではなくて自分なりに向上出来るように努力をした方が賢明かもしれません。
からかわれるのが好きだと勘違いしているから
相手に対して、この人はからかわれて喜んでいると思い込んでいるため、からかうような人もいます。相手が喜んでいるように見えるので、もっとからかってみようと思うのでしょう。
でも相手は喜んでいるわけではなくて、その場の空気を読んで合わせているだけの場合もあるのです。本来はからかわれて喜ぶ人はあまりいないと思っても良いでしょう。からかうことにより、相手が笑顔でいるのは相手の器が大きいから。
そう思うと、これからはからかうのをやめるようにしようかな…と思えてくるのではないでしょうか。からかわれるのが好きだと勘違いをしないように、相手の表情や態度をもっとよく見て理解をするようにしましょう。
からかうのが好きだから
からかうのが楽しくてなんとなく好きという人もいます。人をからかうことで楽しめるようなタイプの人も。このタイプを見ていて理解出来ない…と思う人もいるでしょう。からかうのが好きと思う人は、自分が以前人にからかわれてそれで得た辛さをここで解消しようとしているのかもしれません。
でも人からされて嫌なことを、また違う人にしようとするのはあまり良くないですよね。自分は人を嫌な気持ちにさせないようにしようと思うようにすれば、ここでからかわないようにしようと思えるはず。
からかうのが好きと思わずに、からかわれた方の気持ちをもっと考えてみると、からかう頻度が少なくなったり、少しからかう程度で収めたり出来るでしょう。
自分の存在意味を知ってほしいから
自分に自信が無い人も、人をからかうようなことをします。自分の存在意味を知ってほしいと思い、からかうようにするのでしょう。自分はここにいると相手に分かってほしい、心が小さい人が人をからかうのかもしれません。
自分に誇れるものがあれば、人をからかうようなこともなく、人に対しての接し方も変わってくるでしょう。自分で存在意味が分かっていないから、人に分かってほしいと願う心の叫びかもしれません。
この心を人が分かってくれればいいのですが、なかなか伝わらない場合もあります。伝わらなければ伝わらないほど、もどかしい気持ちになってしまうでしょう。そしてどうすれば自分を認めてもらえるのだろうと悩んでいる可能性も。
でも自分に自信を持つには、人をからかうよりも人が喜んでくれるために何をするのかを考えるのが重要です。人を喜ばせる自分だと分かれば、自分に自信が持てるでしょう。
まとめ
からかう心理としては、相手をよく見ていない場合が多いのです。からかって楽しめる場面なのか違うのかが分からない、空気が読めないパターンもあるでしょう。
出来るだけ早い段階で、からかうのならこういう時というように自分で分かる必要があります。それにより人との接し方が分かってくるのです。人と接するためにはどうすれば良いのかが分かれば、日々がとても過ごしやすくて楽なものになってくるでしょう。
からかい合いながら、ふざけて楽しむような時もあるかもしれません。でも相手がどう思っているのかをよく考えたうえで、相手をからかうようにする必要があるのです。
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