ドタキャンの心理は理解できないことがほとんどですが、相手の気持ちになるとそんな行動にも少しは理解ができるようになります。約束をしたのになかなかやってこない、連絡をしても返事がこない。こんな人だと付き合うのは楽ではありません。
でもドタキャンする心理というのは、相手にはなかなか通じないもの。人に誤解されやすい行動ですが、本当はどんなつもりでドタキャンするのか、そんな態度をされてもめげずに仲良くできる方法をご紹介したいと思います。批判するだけではなく、相手の気持ちに少しだけ近づいてみましょう。
ドタキャンの心理はどういうもの?6つの心理を知って仲良くなろう
つまらないことだと興味をなくす
友達とその場のノリで約束をして後で後悔したことはありませんか。よくよく考えると約束した内容はさほど興味がなくてつまらなそうなもの。そんな時に普通なら約束を守らなければと自分に言い聞かせるのですが、あまりにも興味がないことだと何らかの言い訳をして、ドタキャンする羽目になってしまいます。
誰でも一度はこんな経験があると思いますが、ドタキャンする心理は自分の中にもあることを知っておきましょう。その場のノリや勢いで約束をしてしまうのは、つい調子に乗ってしまったり、OKして相手を喜ばせたい思いがあったりするため。でもこれにより、後からお互いに後悔するような場合もあるのです。
興味の対象がコロコロ変わるようなタイプの人も、ドタキャンをしやすいです。あの時は興味があったけれど、今は全然ない…ということが続くと、どうしてもドタキャンするっ確率が高くなるのです。
対象が変わるのは仕方がありませんが、人を巻き込まないようにする必要があるでしょう。
責任感がない
どんな些細な約束でも必ず実行するのは大切です。それは責任感があるかないかの判断材料になるでしょう。責任感がない人と仲良くするには、適度な距離を保ちあまり期待しない方が良いでしょう。
約束をしても守らない可能性があることをいつも頭に入れて、大切な用事を作らないほうが賢明です。ドタキャンされると、相手はとても不快な気持ちになりますが、そんな関係が続くと信頼関係が崩れる要因にもなります。ビジネスの場合には、特に注意する必要があるでしょう。
責任感のない人と思われると、大切な仕事を任せてもらえないようになる場合も。自分では責任感を持ちたいと思っていても、ドタキャンをしてしまう時点で相手から見ると、責任感が無いと思われるのは当然のこと。
責任感があると思われるためにも、相手との約束をしっかり守ることが必要になります。
自己中心的な性格
自己中心的な人は、自分の気持ちが何よりも大切。約束しても急に気分が変わり行きたくなくなると、そのままドタキャンに。そんなことをもし自分がされたら、とても頭にくるはずです。
でも自己中心的な人は、相手の立場になって考えることができないため、気分屋で一人で行動をとりたがる一面があります。
こんなタイプの人とうまく付き合うのは大変ですが、相手の好みに合わせて約束するのも方法のひとつ。自己中心的な性格の人は集団行動が苦手なので、少人数のグループで行動をしたほうが良いですね。それならまだ自分のペースを守りやすいので、行動がしやすくなり楽だと感じるでしょう。
そして、少人数で会う約束をしているのなら、面倒とは思わずに「行ってみようかな」と思う気持ちになりやすいのです。
気が弱く直前まで断れない
約束しても突然嫌になり、相手にどうやって断るかなかなか良い案が思いつかないことがあります。ドタキャンの心理で知っておきたいのは、決して相手を傷つけたり不快な思いをさせたりする事だけが目的ではないということ。
ドタキャンをよくする人の中には、とても気が弱くて相手に嫌われたくない、怒られたくないという不安があり、直前まで断れない人もいます。こんなタイプの人と仲良くするには、相手からアプローチしてもらうよりも、自分でこまめにチェックしておくと良いでしょう。
約束した直前に来ることが出来るかどうか、確認しながら行動を共にしてください。こちらがしっかり約束について実行しようとすれば、相手もそれについて理解を示してくれる場合もありますので、こちらが主導権を握った方がうまくいくでしょう。
気の弱さと優しさは一見同じように見えるのですが、全然違います。気が弱いだけで約束をしてしまうと、結果として相手を傷つけてしまうので優しさを与えられなくなる場合も。
相手を大切にする気持ちを優先すれば、気の弱さが少しでも軽減されるはずです。
思いやりがない
ドタキャンの心理としては、相手の気持ちを考える余裕がなくて、自分の感情を優先してしまうというもの。例えば友達と約束をしても、本当は自分にとってまったく興味のないことかもしれません。でも友達がとても楽しみにしていることなら、多少の我慢も必要ですよね。
そんな思いやりの心が欠けている人は、ドタキャンをしても全く平気。うまく人間関係を維持するためには、多少の義務感を持たないといけません。
思いやりに欠ける人とうまく付き合うには、相手のペースで同じような態度をとってみましょう。自分の姿を鏡に映してみないと、周囲からどう見られているかはわかりませんよね。
自分がこういう行動をしたら相手はどう思うだろう?と想像をしてみると、このままでは良くないと自分に対して分かる場合もあるはずです。
損得勘定があるため
世の中では損得勘定で人付き合いする人がいます。約束をしても自分にとって全くメリットがないとわかると、興味をなくしてしまうのです。人間関係や物事に優先順位を付け自分に特になる物にしか興味を持たず、メリットにならないことに対しては、相手がどんな気持ちになろうとお構いなし。
こんな人とうまく付き合うには、よほど相手が興味を持つようなことでアプローチをする必要があるでしょう。でも常に振り回されてしまう関係では長続きしません。損得勘定を持っている人とは、無理に付き合うよりも適度な距離を保ち様子を見るのが大切ですね。
自分にとって得なことしかしない…という行動を取られると、周りはあまりいい気がしません。自分が損をしてでも人のために何かできる人なら「自分もこの人のために何かしいたい」と思えるもの。
でも自分の得だけで動いている人を見ると、げんなりして何もしてあげたくなくなってしまいます。ドタキャンをし続けていると、人からこのように思われますので気を付けるようにしましょう。
まとめ
ドタキャンの心理は、時には攻撃的だと受け止める人もいますし、性格的に問題があると判断されやすい行動ですよね。ドタキャンするのもされるのも、双方にとって決して気分が良いことではありません。大切なのは一時的な気分で簡単に人と約束をしないことです。ドタキャンの心理は、自分がなによりも一番というもの。相手の気持ちがわかっていてもなかなか譲歩できる余裕がないのです。
こんなタイプの人と仲良くするためには、まずは信頼関係を築くことが最初のステップになります。簡単な用事や約束を積み重ねていき、お互いの気持ちを理解できるように努力してみましょう。
色々なタイプの人が存在しますが、ドタキャンの心理を理解してうまく付き合えるようになるといいですね。こういう性格なんだとあまり甘やかしてしまうと、相手が成長しない場合も有りますので、時には厳しいことを言うのも大切です。
相手のためだと思い、ドタキャンは良くないことをしっかり誠意を込めて伝えてみましょう。
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