話し上手な人は周囲から人気があり、仕事もうまくこなすイメージがありますよね。会話のスキルはプライベートだけではなくて、自分のキャリアに与える影響がとても大きいもの。では話上手な人が持っている共通点ついて、詳しく見ていきましょう。
話し上手な人が持っている7つのものについて
相手の話をよく聞く
話し上手な人に共通する点は、とても聞き上手であることです。いつも自分のことだけを話す人は案外多いもの。相手のことに全く興味を持たず、言いたことだけ言うとその場から去ってしまう人。
会話の中で人の性格はよくわかるものですから、このような自分勝手な態度では相手が不快に思ってしまうでしょう。
しっかり相手の話を聞き、ペースをつかむことが話し上手の人の特徴。聞き役に徹すると信頼関係も築きやすく話がしやすい人と評価されるようになります。仕事やプライベートでも聞き上手をまずは意識してみましょう。
聞き上手な人になれば、相手を理解することが出来ます。相手の求めている内容や望むことについても、分かるはず。それによりこちらが話す内容を決めることが出来るでしょう。結果として話し上手になれるのです。
表情にいつも注意を払う
コミュニケーションは会話の内容や話し方だけではなくて、表情も大切な判断基準になります。楽しい話題をしているのに暗い表情、悲しい話をしている時に笑うようでは困りますよね。
その場面に合わせた表情作りがうまいことも、話し上手な人の共通点です。人によってはいつも他人を近づけないオーラ出している場合も。無表情で何を考えているのかわからない人では、会話も楽しく進展しません。
その時の話題に合わせたリアクションや表情作りは、話題を探すことと同じぐらい大切なスキルになります。相手は外見から判断することが多いですから、良い表情をしている人に好印象を持つでしょう。
逆に近寄りにくい雰囲気を感じると、人は離れてしまいます。あまり会話が得意ではなくても、表情は明るくいるように心がけましょう。これにより相手との距離が少しずつ近くなれるのです。
会話の相手によって話し方を変える
コミュニケーションは人それぞれパターンがあり、性別や年齢やシチュエーションによっても違います。いつも同じ話し方をしていると、相手によってしっくりこないこともありますので、どんな人と話をするか相手に合わせて声のトーンやスピードを変えることも大切に。
例えばお年寄りと話をする時に用件だけ早口に伝えても、相手が理解できないかもしれません。また話題によっては専門的な内容もありますので、相手のレベルに合わせてお互いに意見の交換がしやすくなる心使いも大切です。
話すトーンやテンション、そしてスピードについてある程度柔軟性を持つようにしたいですね。難しい…と思うのであれば、穏やかに話すことを心がけましょう。そうすれば自然に丁寧で落ち着いた話し方をすることが可能になるのです。
穏やかに話すことにより、自分自身の話している内容を理解しながら話すことも出来るでしょう。話をすぐに切り上げようとすると無理をしてしまうため、相手にも伝えたいことが伝わらないのです。
要点をまとめた話ができる
いつまでも要点がわからない話をする人もいますが、ダラダラと時間だけがかかり、結局なにが言いたいの?と退屈されるような時も。会話は起承転結がとても大切で、本題に入る前の準備と最終的な要点をうまく構成するのが必要です。
そのためには、情報伝達と自分の個人的な感想など情緒的な意見をプラスすると、相手が理解しやすくなるでしょう。
会話は仕事や家族、友達など色々なシチュエーションがありますが、まずは自分がしっかり話題を理解しておくことがとても重要です。要点がなにか、途中でわからなくなる流れはできるだけ避けるようにしたいですね。
伝えたい要点をしっかり持っていれば、相手にもそれを理解してもらえるため、話していて楽しいと相手から思ってもらえるのです。この人と話すことでプラスになる!と感じてくれる人もいるでしょう。
共通点を見つけて会話を盛り上げる
話し上手な人は色々な話題について詳しいというスキルがありますが、話し上手になるためには必ず物知りであるという必要はありません。会話の相手と、いかに共通点を見出すかがコツになりますので、些細なことで気になる点はどんどん質問してみましょう。
会話が盛り上がらないとモチベーションがさがり、早くその場から抜け出したい…と思われてしまう可能性もあるのです。でも共通点があると、そこからどんどん次の話題に広がるチャンスになりますので、好きな食べ物やアーティスト等、色々なジャンルで共通点を見つけましょう。
一度聞いた相手の好みについては、覚えておくことが必要です。覚えてくれていたという事実により、相手は親近感を持つでしょう。一度聞いた質問の答えなのに、また同じことを聞いてしまっては、相手にとても失礼です。
相手に嫌なな思いをさせないためにも、相手のパーソナルデータとして、きちんと覚えておくようにしたいですね。
どんな話題にも興味を持つ
話し上手な人は、うまく相手に質問ができることが特徴です。どんな話題にも興味を持ち、相手の話をじっくり聞く姿勢は、とても好感がありますよね。つまらなそうに話を聞いている人、会話の途中で携帯をいじっている人を見ると、とても不快になる場合も。
こんなコミュニケーションでは、お互いの気持ちを理解するのはとても難しく、話の内容などどうでも良くなってしまいます。相手の話のなかで気になることや、わからないことはどんどん質問をしていきましょう。こういう姿勢なら相手はとても嬉しくなり、もっと会話も広がっていくのです。
話題に対しての興味を持つためには、好奇心旺盛でいたいですね。普段から好奇心をもつようにしていれば、人と話すことも楽しくなってきます。自分の得た情報について人に伝えたい思いを持ち相手を喜ばせたい気持ちも出てくるでしょう。
アイコンタクトをとること
わずかな時間の間でも、話しをする相手とは特別な空間が出来上がっています。安心して話ができる人とはどんな話題でも盛り上がりますが、二人の間の壁があるとそういうわけにはいきません。
アイコンタクトを取ることで、距離感がなくなり相手に対して心を開いているサインになるのです。そのため、必ずコミュニケーションをとるときは、相手の目を見つめる習慣をつけてください。
「目は口ほどにものをいう」と昔から言われるように、相手の反応や心境を知るためにも、会話中のアイコンタクトはとても重要です。緊張するからと言って相手の目を見ずに話す癖をつけてしまうと、相手としては信頼できないような感覚になってしまうのです。
視線を合わせることにより、意思の疎通が出来るようになりますので、時には相手の目をじっと見て話すようにしてみましょう。
まとめ
話し上手な人が持っているスキルは特別なことではなくて、ちょっとした相手に対する思いやりが必要なだけです。話題がいつまでも途切れない話の達人になり、人間関係の基盤を作ってみてください。
話が楽しい人は自然と周りに人が集まり、さらに幅広く自分の世界も広がっていくことでしょう。そんなスキルを習得するためには、ちょっとした心掛けと習慣を忘れないように意識していくことが必要になるのです。会話が下手だと自分で先入観を持たずに、自分を信じて行動をするようにしたいですね。
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