女性だけではなく、男性用の洗顔料も最近では普通にありますよね。なぜ女性と男性に分けられているのでしょうか。そこには、肌質の違いによって必要な成分も違うことがわかります。ここでは、そんな男の洗顔に必要な成分と効果的な使い方なども紹介していきましょう。
女性と男性の肌の違いとは?
男の洗顔と銘打った洗顔料には油分を落とす効果が高い特徴があります。女性と男性で比較した場合、男性の方が皮脂の分泌が多いことがわかります。
女性は30代をピークに皮脂の分泌が下がるのに対して、男性は50代まで皮脂の分泌は一定に保たれています。男の洗顔料とあえて分けてあるのは、女性と皮脂の分泌量が違うため、高い洗浄力が必要だからなのです。
男性の肌の特徴は、皮脂の分泌が多いのに水分量が減っていくというところです。女性は皮脂の分泌量も水分量も減っていくのに対して、男性は水分量だけが年齢と共に減っていきます。
皮脂の多い男性はこの水分量不足に気付きにくい特徴があります。変化が分かりにくいからこそ、男性の洗顔には特に気を配るべきなのでしょう。
オイリー肌に近い男性の洗顔
皮脂の多い男性の洗顔は、オイリー肌向けの洗顔料を使うのも効果的です。女性が使う洗顔料には保湿成分が多く含まれています。男の洗顔には男性用と明記されているものやオイリー肌用などがいいですね。
また、男性の洗顔の特徴として、朝にひげ剃りも一緒にする方も多いですよね。そういった方には、洗顔後に殺菌成分のアルコールが入った化粧水などで保湿を行なうのもいい方法です。肌荒れを防ぐ効果があるので男性の洗顔にはピッタリですね。
付け心地として、メントールが配合されている場合はさっぱりとして気持ちいいですが、アルコールとメントールで揮発性が高く乾燥しやすい特徴も持っています。
洗顔をする際に、しっかり皮脂を落とし水分量も保てるように化粧水を使うのが、男の洗顔の基本になりますね。また、ひげ剃りで肌が負けてしまうような方は、ノンアルコールの化粧水で肌を整えるといいでしょう。殺菌の効果が減るのでそこは自分の肌と相談することがベストですね。
保湿を重視する男の洗顔
女性のスキンケアは多い場合は5ステップもあります。しかし、男性は皮脂が多い分、毛穴にフタをするというようなケアはおこなわないほうがいいでしょう。
洗顔後の肌のつっぱりが気になるのであれば、男性用の化粧水や乳液を薄く付けるのがおすすめです。保湿と保水は意味が違ってきますので、保湿成分の高い洗顔量を使った後に、軽く化粧水を付けるといった工夫をおこなうのも男性の洗顔ではいいですね。
肌に足りないのは水分だということを理解して、保水を心がけると肌にうるおいが出てきます。
女性の場合、たっぷりとクリームなどで保湿(毛穴にフタ)をおこなうのが一般的なのですが、洗顔後皮脂の分泌が多い男性は毛穴にフタをしてしまうことで、吹き出物や赤みなどの肌トラブルを招く可能性があります。
乳液などは使わない方がいいとは思いませんが、たっぷりと保湿をすることで皮脂の分泌が正常にできなくなるかもしれないので、水分を与えることを考える洗顔が男性の保湿といえますね。
敏感肌の男性の洗顔は女性のものが効果的
生まれつき乾燥肌、敏感肌の男性の洗顔は、女性用のスキンケアが合う場合もあります。肌の新陳代謝が正常ではない場合、乾燥肌や敏感肌になっているので、肌の内部から整える洗顔が男性でも望ましいですね。
男性用の洗顔料が敏感肌に拍車をかけることもあります。洗浄力の弱い無添加の洗顔料を使って肌に刺激を与えないようにする、女性用のスキンケアは多くがとてもソフトな洗顔なので敏感肌の男性も使えます。
まとめ
男の洗顔と言ってもやはり肌質に合ったスキンケアが必要なのです。自分の肌はどんな洗顔が合っているのかをいろいろな男性用の洗顔料で試してみるのもいいですね。水分量をキープするのもとてもいいことです。是非、参考にして男の洗顔を高めてみてくださいね。
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